千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

サグラダ・ファミリア演奏会 花咲か爺さんの種まき


先週末から、あちこちの講演会やシンポージュームに参加した。
日曜日に「ガンとともに生きる」を長い時間冷房の寒さに耐えつつ聴いた。

 

晩方、マルコ製梅ワインを飲んだら、すこぶる眠たくなったが、
なぜかTVのスイッチに手が伸びた。

すると、きれいな外国映像が現れた。
「見たことがある!」

 

スペインのバルセロナ、サクラダファミリアだった。
そこでウィーンフィルハーモニーの演奏会が行われていたのだ。

 

ウィーン・フィル at サグラダ・ファミリア - クラシック音楽館 - NHK

                 7月31日まで視聴できます

 そう二十年ほど前だったか会社を辞めて、スペインに行った時にここに寄り、 
五百年かけて造り続けている姿に感動したものだ。 
持って行った抹茶道具で皆さんに日本文化のお茶を味わってもらおうと思ったが、
残念なことに土日だったのでみんな休んでいた。

 

 この音楽会の映像からするとかなり完成に近くなっているようだ。
外観は何かゴテゴテしていて美しいとは思わないが、
近くで細部を見ると芸術性豊かで麗美だ。

 


もともと市内の本屋さんのボカヴェーリアと言う人が発案したプロジェクトで、
最初に請け負った建築家が辞退し、お鉢がアントニオ・ガウディに回ってきたのだ。
ガウディの卓越した芸術性が発揮され現代に至っている。

ガウディは建築費を集めるためボロ姿で寄付を募ったそうだ。 
そしてミサに行く途中、市電にひかれて亡くなる。

マルコはサグラダファミリアで現地の人々とミサに参加したが、
大層親しくも荘厳華麗だった。

 

        ∞
いま仲間と 千年構想の種まきをしている。
これはひとえに壮大な五百年プロジェクトサクラダファミリアに影響されている。
アジアで千年先を見据えての、若者たちが大喜びするプロジェクトを企画している。
本来ならば若者たちが企画すればいいのだが、
一つのサンプルとして「世界人企画」をデザインしている。

 

天が許すならば、その企画を後押しする富を我々の仲間に贈ってくれるだろう。
それを千年構想エヤードロップ(AirDrop) と名付けている。

                                       ウィーンフィルハーモニーの演奏会