Nisaにつられて賭博場に参加する人々へも参考に
オーストラリアで発見! 黒鳥
今から10年以上前に草野さんのグローバル研究会に参加していた。
各方面で大活躍している友人がアレンジしてくれ、誘ってくれた。
草野さんについては末尾に紹介文を記す。
その中で、『ブラックスワン』の話をあれこれしてくれ
対策をも示して、あの世へ旅立った。彼の人生はなんだったのだろうか
市場にはブルとベアそしてブラックスワンやドラゴンが住んでいるそうな
記憶力抜群劣勢のマルコは、朝の夢に彼の「バニラオプション戦略」がぽつんと現れた。
その後いろいろ調べていると、草野さんの戦略は金融工学では結構有名だそうだ。
ここ数十年の現状は、いつ黒鳥が飛来するか分からぬカオスの時代だということ
マルコからすれば、政府も金融機関も投資というまともそうな名前をつけているが、
そもそも合法巨大賭博である。
賭博場では台をひっくり返して大暴れする輩が必ず出てくる。
黒鳥はパンデミックだったり、
気候大変動だったり、
金利の上下、景気悪化、借金過多の崩壊だったり
数え切れない。
後からぞろぞろ出てくる、にわか投資家は吹き込まれる・・・
「SP500ご覧なさい。右肩上がりが続き、
少々の下げも長く持ち続けたら報われます」 ー云ー々ー
これは過去の傾向が未来も続くという前提
誰がみらいを見通せるのか??
そこで、マルコの“損子”兵法を考案中である。
バニラオプションのPutによる、ヘッジ戦略だ
千年構想の志金は、外貨、貴金属、暗号資産になっている
それらが暴落するときの、保険としてオプションを買うのだ。
どのオプションを?
どれくらいの量を?
いつ? どこから?
どのように?
これは体験がないと、思いもつかない
マルコは1990年に苦心惨憺して、オプション口座を作った
誰も知らないから、我流でつまずきながら体験した。
最近は、エキゾチックオプションが花盛り
なんだぁ これは ?
老化進行中の頭が眠りから覚めねば理解できない
特に 第二金曜日はメジャーSQだから、細心注意
おまけ
賭博場に参加する人々に老婆心で断言する
*あんたらしているのは投資ではなくて賭博だよ
*賭博は鉄火場、近代兵器が飛び交う戦場に武装もせずに
裸で飛び出す愚はせんといて
*黒鳥の飛来に備えてないならやんぴになさいな
◆一例:15年ほど前だっただろうか、後輩から相談を受けた。
「マルコはん、退職金勧められて投信につぎ込んだ。
3~4割下げ悲惨や、どないしたら・・・!!」
端正だった彼の顔は阿修羅のひそみが滲み出て、
誰彼かまわず噛みつきそうだった。
そっといった
「大変やなぁ・・ふぅ~ 日々を傷つけるんやったら
損切りして1/3は金こうといたら・・」
ほかにも二・三手立てを伝えたが、耳に入っていなかった。
修羅顔のまま彼は奈良へ帰っていった
1/2や1/10にした体験、資金をゼロにした若気の至りマルコからは
軽症なんだが、初めてだから仕方ない
■ 草野豊己氏 ■
神戸大学を卒業。6年間のロンドン勤務を終え帰国後、英国最大の金融機関、HSBC(香港上海銀行グループ)在日拠点、フランス最大の金融機関、クレディ・アグリコル(フランスの農林中央金庫)在日拠点など外資系金融機関の日本人トップを歴任。ロスチャイルドやソロス・ファンドなどの日本人唯一の投資アドバイザーとしても有名。
「大きな影響を受けたのは、日露戦争で日本に勝利をもたらす資金を提供したロスチャイルドです。1987年、コスモ証券(現岩井コスモ証券)のロンドン支店に赴任してまもなく、ロスチャイルドを訪ねました。運用責任者は、後にジョージ・ソロス氏のファンド運用者として英長者番付トップになるニコラス・ロディティでした」
「日本はバブル経済の絶頂期。日経平均株価が3万5000円まで上昇していた89年8月、ロスチャイルドから急に呼び出しがかかった。
地下にあるロスチャイルドの秘密の会議室に通されると、幹部たちとロディティが待ち構えていて、机には4枚のチャートが並べられていました。
1枚は17世紀にオランダで起きた「チューリップバブル」、2枚目は18世紀の英国「南海泡沫(ほうまつ)事件」、3枚目は18世紀のフランス「ミシシッピ計画」のチャートでした。そして4枚目に日経平均のチャートを示されたのです。
ロディティに“日経平均は世界三大バブルのチャートとそっくりではないか。草野はどう思うか”と問われました。私は”今の日本は株と不動産の値上がりを担保に借金して投資や消費を謳歌しているだけだから、バブルは早晩、崩壊する“と答えたのです」
以下略・・