冷めると美しい刀になる
マルコはそれを日本的に鉄火場保険と命名した。
鉄火場は、灼熱した鉄を火花を散らして打つ鍛冶屋から戦場を意味する。
戦が終わってそれが賭博場へと移った。地球自体も灼熱・・・
正に奪い合いの賭博場は鉄火場、熱中の余り喰うのもそぞろ、
丁!半!発止ハッシと打つ中、片手で喰える鉄火巻きがはやった。
負けて損すれば『次、必ずや!』といきり立つ
勝って得すれば『天才だ、もっと!』と燃え立つ。
やっかいなことに日時没頭させる魔性を秘めている。
適度なら、賭博はリフレッシュになる。
得したら喜び、損することも楽しめばいい。
しかし過度は身を滅ぼす。身近にも見てきた
だから
バブル全盛期は、鉄火場保険をかけてマーケット入場が一方法
オプションの保険機能をうまくかけて、身を滅ぼさないようにする
毒は毒をもって制す
賭博投資を鉄火場保険(デリバティブ)で制御する
いかが? 是非、工夫してみて
ひとり言:そもそもマルコは悲観論者ではない。
今まで酷い道をフラつきながら歩んできても、
先人達の道のりを思うと、悲観などできないね。
素晴らしい平和を打ち立ててくれた先人達----
でも、賭博化した金融世界では、いつも危うさを感じている。
余りに人為的な熱狂が続くから。