交通の要所KLセントラルに出向いた。繁華街で、若い人々が行き交う。
荷物が重いので、Dr. Locker という自動ロッカーに預けようかと思った。
お!あった。 なぁに? 顔認証・指紋認証式だと?また機器にアホ扱いされるのか?
小型で25リンギット=千円ほど。やめた。
この首都は初期投資回収にあれこれ4倍に値をつける。
単なる節約ではない、実験台にされるのでアホらしいことに費やさない
若い頃なら、ロッカー代が高いから使わないで終わるかもしれない。
そのRM25があれば、高級店でお茶を飲める。
カヤトーストとミルクティーを楽しめる。
ベトナムあんみつ五杯食える。
軽い食事もできる。
人々が暮らしで食事するとこでなら豪華な夕食がふんだんに食える。
その時間をゆったり過ごせる。
そこにはお金だけでなく、時の味わいが入っている。
若いころは目的地が大事。 今は途中が大事。
荷物を運ぶしんどさから解放されて、あちこち見歩いたり、店を覗いたり、土産を算段したりする。あげく荷物も財布も軽くなる。
もしその費用があれば、もっと豊かな時間が過ごせる。。
緑のある静かな所で、景色の移り行く流れがなんともこころに涼風を感じ、
空港の窓から飛行機を眺める時間、
ふと通り過ぎる人々との会釈が嬉しい。
手持ちの紅茶を飲みながら、いつでも口に出来るビスケットをポケットに空を見上げたり、雨粒の舞踏を見ている方がいい・・・・
となってしまう。
このときお金は一銭も動かなかった。
でも価値はたくさんあった。
橋を渡る風、窓辺を流れる雨、 見知らぬ人との会釈。
そういうものは料金表に載っていない。
旅も人生も、目的地より途中。
高級より安い、あるいはタダ同然のお茶の方が豊かなことがある。

ポケットの中にはビスケットがひとつ♪
ポケットをたたけばビスケットが二つ♪
そーんな不思議なポケットが ♪