千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

恋人・夫婦・連合

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            旅夫妻



Pinterestに、なかなかいけてる画像があった。

 

「ある母が娘に示した恋人と夫婦とは」というもので
皆さんに人気があり、マルコも感心した。

 

で、それに連れあいを加えてみた

それがこの画像

 

 

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若い頃、“はいそれまでよ!”と別れて
いろいろ縁を育てようとしたが
家庭を持つには至らなかった。

 

単純なことで⑬番がなかったのだね。


だから、「優しそうなマルコ」とか、「次男」とか、
「背が169.8㎝」・・・に目がゆくとね、すれ違う。

 

海外で田舎歩きするマルコに
日本人道連れは一人もいない。

 

そのように、
変人寄人のマルコと生活道を歩く人は
どうも 少ないようだねぇ・・・・

 

 

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          范蠡と西施の歩み よろしおますなぁ・・・憧れ

 

干し柿と爺さま語り部 :金沢


隣の大家さん爺様に干し柿を持って行った。
小さな小さな5個で、白い粉を吹いている。

 

ちょっと背を曲げながら 出てきたじい様がゆう

 

J「前に頂いたはっさく、酸味だけじゃのうて
  甘さもたくさんあって美味しかったよ」
マルコ「そりゃよかった
   今日はじい様の竹林にあったちっちゃな渋柿を吊るして
   干し柿になったんで持ってきましたよ」

 

目を細めたじいさま
J「あれは渋柿やのうて甘柿じゃ。植えた時は渋柿やと
  思っとったが、元々は娘の活け花材料にする小さな柿のはずや。
  ところが結構大きく実って、赤く熟れるまでおいといたら、
  子供が食べて甘い甘いと言よった。
  若いうちは渋柿で熟れたら甘柿になる」

 

 

じい様は竹林の周りに、杏の木・ブルーベリー・
くわの実・ナツメ、そしてキウイなど植えた話を
楽しげに語ってくれる。

 

桑の木、ギンナン、キーウイは雄株と雌株があるそうな。

 

この爺様、マルコの父より八つほど年下で、
いつもニコニコされ、まゆ毛がマルコの二倍ある。
若い時は地域の重鎮として頑張っていたようだ。

 

   

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       村山元総理

 

昨年の大雪で積もった雪を掻くのに
ツルハシを振るったのが老体にたたって、
腰がいとうなったそうで、太い柱に
寄りかかりつつ話が続く。


長坂用水の話、そして竹林の由来の話をじっくり聞かせて頂いた

 

古老はこうした昔の色んな感心するような由来とか、
歴史を語ってくれるから楽しい。


竹は足軽の岡本右太夫江戸屋敷近くの薩摩屋敷で
竹の子料理を食ってうまかったので、何度も失敗しながら
苗を運び、じいさま近くで定植させたそうだ。
それが石川全域と、福井の方まで広がったそうな。

 

また中に生活の知恵が輝いている。
たけばやしの手入れの仕方、例えば、上を切るなら
枝を八節おいとかねば竹の子が出ないとか、
ある竹から竹の子が出るのは三年五年七年だとかだ。

 


今思えば残念におもう------
父からもっと智恵を聞きだしておきたかった。
マルコが惜しい最大の“もったいない”ことである。

 

幸い、書籍に片鱗はうかがい知れる

 

でもね、年をとるからこそ分かる
人生を味わい深くする智恵は、
身ぢかに感じ取って学ぶという薫陶が最上だが
今はかなわない。

 

  格好と行動だけでも真似してみようか。

 

 

ところで爺さま、種ぎょうさんの干し柿食って
歯を折らんよう祈っとこう。

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      写真撮影忘れた これより赤くて小さい

 

 なじみ :金沢


雪見しながらお茶をいれる

ふと、急須の移ろいに気づいた。

 

器用な友人がマルコ用にくれた手造りの焼き物だ。

 

Y「きみはひとりもんやから、これがええわ」

マ 「なんと安定感のあるかわいい急須!」

Y「これはな、お客さんが来たとき用」

マ 「なんと握り具合のいい急須!」

それ以来というものずっと愛用している。
金沢でのほっとする静謐どきを演出してくれる。


元々上薬に細かいヒビを入れている急須で、
ほんのりうす墨もようの景色だった。

 

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              初めからの景色

 

その片方の面がなんと翡翠色がかってきて
えもいえぬ色柄に変化してきてる。

 

頸には婆様ゆずりの帯留翡翠をぶら下げ
一息時に翡翠を思わせる茶器でお茶をいただく。

 

なじんだものが身近にいることの安寧感
これこそ古きとはいえ、年数を共にする喜びである。

 

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              片面の 翡翠

 

 

金沢へ持ち込んだ古びたものに、
馴染みの親しみが溢れている。

 

 

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        これは来客急須で、こし穴の細かさが心憎い

 

楽しい黒髪の道連れ

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              白竹

 

金沢へ住まいを移したからか
よく分からないが、新鮮に啓発される。

 

今までのつき合いを清算したことも大きいだろう。

 

先頃、母上を見舞いに神戸を訪問したので、
阪神間で昔の友人達とお別れ会をした。

 

食うのが趣味の人達なのでビュッフェで会った。

 

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           これより庶民的だった

 

残念なことにほとんどが以前とおなじ反応で
話す内容も昔のことを懐かしげな目をしながら
くり返すだけだった。

 

対話も定型語が行き交うだけでなんとなくちぐはぐ
きっと吾が老いの衰退なのだろう

 

 

色々な面談で、ひときわこころに新鮮だったのは、
大阪で中国人の若い友人と会ったときだった。

 

マルコ「おたくベジタリアンだから会って食事するとき大変やろうなぁ」
Kさん 「いいえ、わたくしは全く気にしなくて、相手さんがきにします」
マ  「ん?」


K  「人に会いに行ったり縁を持とうとする時は食事が目当てでは
    ありま せん。

    日本の会合では高い会費を払って飲食することが多いのですが、
    私は気に入ったものを少し食べるだけです。お酒も飲みません。
    家を出るときに飲み物を飲んでから出かけます」
マ  「そのとおりやね」

 

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                    ふむふむ!

 


K  「せっかく支払ったのに会費がもったいない!といわれますけど・・・
    いいえ、いろんなことを教えてもらえ、人との縁ができれば
    それで十分です」

マ  「賛成、マルコもそう思う。 そうやけど、欲ばりだから
    ついつい沢山食べるなぁ   あぁ・・あ」  

 

 

実はマルコもかってはこう考えていた。

   “ 人と歓談するに豪華な食事はいらぬ。
           クッキー2枚とお茶で十分 ”

 

しかし、周りの常識に流されてしまい、
いわれたとおりに落ちぶれていた。


さて、 伝統根づく金沢

 

--- 髪も白多いマルコが 家に招く時、
   まあお茶でも一杯いかが?と気軽にゆうて
   作った干柿でも出して

あたたかくこころのかよう歓談が一番のお・も・て・な・し ---

 

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これからこれでゆこう!!

 

 

 

 山椒酒

睦月は如月へとバトンを渡す

 

屠蘇器と大・中・小の三つ重ねの盃
マルコの昔から花筏の塗り器を箱に収めた。

いいものだった  屠蘇も屠蘇気分もしみじみと。

 



屠蘇散にはみかんの皮や山椒、クローブ
シナモンなどが含まれている。

 

屠蘇の味からヒントを得たのだけど

たまたま山椒酒を作ってあった。

 

三年ぶりに陽の目を見た秘酒・・・どんな味かな?

う~む  葉っぱも小粒でぴりっとしゃきり

 

 

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屠蘇風で邪気を退散させるきがするな

 

山椒酒は梅酒に入れると一興だとか
カクテル用にしまっておこう