千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

目前の大金

 
 
時代の寵児(ちょうじ)、大谷選手
心技体バランスよく、できた人だなぁと感心する
そっちはひかり、裏の通訳は出来心で破滅した。
 
賭博にうつつを抜かしての顛末になぜかため息ひとつ
 
“のむ、うつ、かう” と古人の洞察は今なお続く
 
薬物を含めて、男は酒に酔い、女は恋に酔う
ばくち打ちは、老若男女問わず、世界中で大はやり。
 
目の前に、億単位の金が転がっていたら、
     お宅どうする?
聞くもがなのこと、ポッケに内々、ネコババ・ニャオン
 
いつも祈ってくれるシスターは、信頼して経理を任せた紳士は
何千万も手にしてルンルン出奔した。
 
かうとは、異性の話。
ある時、妖艶な若女と新潟の地酒屋にいった。書が有名で、柔道家の店主の目の色が変わった。そして妻がいるのに、ストーカーまがいになった。宴に招待されてないのに、様子を伺いに来たり、会社に電話してくる・・・・傍から振り払うのに苦労した。
とある責任あるトップが、若い女の来訪者を前に、目の色が変わった。ふだんは穏やかで真摯なお人柄が豹変していた。
 
男女問わず突然目前に、魅力あるものが“瓢箪から駒”のように顕れ出でたらね、
人柄が変わってしまうこと請け合いだ。
 
       平常心などどっかへ飛んでってしまう
       そして、取り憑かれたものを手にする術を悪知恵するのだ
       知恵はなかなか智慧に変わることはありえまへん
 

       

               ワシ、いいよういかわるのじゃがー