千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 加賀百万石まつり <第七十二回 時事>


五月晴れの中、加賀を彩る百万石まつり

息づく伝統工芸を活かした武の行列に心躍る。

 

まずない個性的な駅の鼓門前で出発式が始まり、逞しい男女が太鼓を乱打
第一章から始まる太鼓交響楽、勇気がわくのだ。

 

 

            飛翔の刻

 

 

百万石行列の大パレードは勇壮絢爛

日本の芸術と勇者たちの伝統を今に伝える

獅子舞、加賀トビ、お松の方行列、藩主行列、家老行列、赤母衣隊、数多くの音楽隊、ミス百万石・・・
四時間の大行列がはじまる。今年は観光客が世界からきて大盛況

 

 



主役は初代藩主前田利家公とお松

仲良い夫婦の代表で、お松は聡明で男を人々を盛り立て鼓舞する。
そこいらの黄色い声で媚びるわがまま女とは別格だ
十一人の子供を育てあげた

 

           戦国の世珍しく、めおと共々畳の上で往生した

 

 

各処でお茶会が催され、マルコには喜ばしい

 

晩に城で催される薪能など、この世とは思えぬ無を醸す。

 

深く根付く伝統と、革新を素直に受け入れて融合する柔らかさを兼ね備えた

加賀はきっと世界に誇れる未来を醸すに違いない。

 

金沢百万石まつり

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