千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 来る道、行く道 < ⑰ 言葉は要らない :ベトナム Tay Ninh カオダイ調査 >


気づいたことがある。

それは、聖堂にも礼拝にも
言葉が少ないことだった。

普通なら、教義の書かれたパンフレットやら
本があるけれど、カオダイにはない。

前に画像を載せたけれど、
入り口正面にある大きな額の絵に
唯一文字が書かれていたぐらいだ。

信徒達は、何を唱えているのだろうか。

何を思っているのだろうか

宇宙の神である左目に何を語りかけているのだろうか。

言葉より行動
言葉より心
言葉よりの脱離

究極は、なにも想わない境地ではないか
思いは得てして言葉を伴う

    

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          心の掃除セッセ 言葉を払う


そうなるならば、左目と交流でき至福の時が訪れるように感じる。

それは、能力開発の一つだと思う。