千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

合い言葉『助けて!』『金あらへん!』

 

聴衆は笑わなかったけれど。わしゃ大笑いした。

講師の藤田氏がユーモアっぽく勧める。

「下流老人にならないためには、
 大きな声で、遠慮なく言いましょう。
 皆さんいったことがないので、絶対遠慮します。
 大きな声で練習しましょ、それ! 」

お年寄り達は蚊の鳴くような声。満瑠壺は朗々と。

ほんにほんに、ほんまのこと。

藤田氏曰く
「行政は様々な福祉を準備していても
 申し出がないから援助できないのです」

ほんまにそうやねぇ、知らないし、人目を気にして恥を感じる。
例え住民登録がなくてもいいそうやねんて。しらなんだ。

   *
今朝の散歩時、ムクの木君にくろい実を20程頂いた。

 

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下を見ると枸杞の花が咲いていたので、葉っぱを二枚サラダにもろた。

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               枸杞花


紅葉しだしたスカンポには春、若芽を沢山もらったので礼を言った。

スカンポにはサーチュイン遺伝子を活性化する栄養がたっぷりある。
冷凍してるからチビチビ頂く。


ひょっとしてこれ、さきごろ学んだ下流老人じゃないか!
下流は野の草を食べるようになるとか。

満瑠壺は阪神震災で十年避難したとき、それを続けて立ち直った。
その癖は抜けなくなってる・・・

友はいう
「あほ、まるこ。ずっと下流老人じゃ」


ならば、ならば、遠慮なく
『助けて!』と歌いながら散歩しよ
『ありがとね』と野草をたべよう
『金あらへん!』と近所に老人繰り言しよう

この世は足元に恵みであふれてる。

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           鮮やかなクコの実 お互い忘れましょう
    http://www.hanakotoba.name/archives/2005/09/post_64.html