マルコは25で起業するつもりだった。
フラフラゆくは気まぐれ道・・・
入った会社がおもろすぎて長居し続けた。
代わりに離婚してしまった。
サラリーマンの安定をよすがとする女には
マルコは向かない。
半世紀ほどのち、世は変わった。
兄とも慕うお方の孫さんが新聞一面に載った。
総務省「起業家甲子園」で、中学生でありながら
審査委員特別賞を受賞したのだ。
ある中国の人嘆じて曰く 「ん~、金持ちになる相じゃ」
この樹莉亜ちゃん、ドイツから友人が来たとき
妹さんと空手演舞を披露してくれた。
拍手喝采!したのち、
医者から止められているシェリーの祝い酒した。
なにごとも、若いときの柔軟な体験は将来の大きな礎となる。
嗚呼、眠り続けてミイラになっていた吾が血潮が騒ぐ騒ぐ。
ン? さよか・・・シェリーのせいか。
中央が友人、左が若き起業家