千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 愛とお金が欲しい

 
関東の友人が電話で
力を込めていった

 

「愛とお金が欲しい!」  

 

事業で成功したお人だ。

 

 

------大拙の世界----
何と
  世界は広く
  心は深く
  智慧の高みは限りない
ことか

 

 

------現実---------
何と
  目先狭く
  心の闇深く
  愛執は限りない
ことか

 


訪問して教えてくれる長老から推測すると
--------神---------
何と
  寛い天眼で見守り
  苦しみさまよっても
  限りない愛で包んでくれる
ことか

 


   

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            マルコも現実の中にいるなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 仮想通貨のコールド・ウオレット

 

 

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半年余り前から、試みに仮想通貨を積み立てしている。

毎月17日に定額の購入だ。

 

さて仮想通貨はマスコミで散々叩かれたから、
着服とか流出を防ぐコールド・ウオレットを申し込んだ。

 

よう分からんが、どうやら次のようなものらしい。

 

・atmカードのようなものを送ってくる

・使い方は
1.スマホにアプリを入れる 
2.カードとbluetooth接続をして仮想通貨を保存する
3.これでint(インターネット)からの接続がたたれてコールドウオレットとなる
4.他社との通貨の出し入れができる   とのこと。。。

 

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まだ概念だけなのだが、セキュリティー固く入手金が手軽で、
日常の支払いがこれで可能となれば、いうことなしだね。

 

決済や送金が何時でも何処でも超ぉー簡単になるなぁ
きっと数年後にはそうなるだろう。

 

 

だけど、

マルコの古財布の先行きはどないなるのだろうか???

    頂き物、今のうちにせっせと活躍してもらおぅ

 

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   □□□ 参考:マルコの暗号通貨価値の推移 □□□

     つい1ヶ月前は、30%目減りしていた。

      今日見たら最初の価値に戻っていた

 

     明日はどうなるのかわからないけど
    ドルコスト平均で購入しているから放っておくね。

 

    日常での買い物に使えるまで気長に忘れておこう

 

 

 

 

 医・薬を知ろう


もしもわが身を大事にしようとおもうなら
大まかな先端医療や医薬へのアンテナを
磨かないかんな
ぁと意を強くした。

 

金沢医科大学の学長補佐の医師と金沢大学副学長の医師が
目の覚める講演をしてくれた。

マルコの昼寝時なのに眠気などまったく感じなかった。

 

 

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               人と人、人とロボット

 

 

ロボット支援手術ダビンチ(da Vinci)の実際を動画でみて
ブラックジャックだと感じた。
手品師のような優雅さで、切り裂き・止血し・縫合する。

 

元々軍事用に開発された。戦場での遠隔手術用だ。

 

世界で四千台ほど利用され、日本は米国に次いで沢山活用している。

 

今回の事例では前立腺ガンの摘出手術を中心にみたが、
3D立体画像でのハイビジョンで、みごとな手さばきでし終えた。

特長は出血が少ない、傷跡が小さい、術後の痛みが少ない、回復が早い
機能が温存できるという。

デメリットは執刀術者が孤島にいる感じとなる、指先の感覚が使えないなど。

 

ダビンチの特許は2019年に大部分が切れるとか。
その後は競うように最新支援手術機が出てくるだろう。
さらに、AIをもった手術ロボットが登場する。

 

----

 

切らずに治すカテーテル治療も進化が加速している。

 

放射線科のお医者と聞いて、全くの誤解をしていたことに
おそまきながら気づいた。
放射線を扱う専門家は放射線技師なのだ。

 

放射線科とは1.画像診断 2.放射線治療 3.カテーテル治療(画像下治療)
にわかれるという。今回は3.についての講演だ。

 

人の皮膚を5㎜ほど切って、そこから数㎜の管を差し込んで患部を探り
治療するというもの。
足先から頭まで全身の血管に到達可能だという。

 

このカテーテル治療をIVR(Interventional Radiology)といい、
耳鼻科領域の癌治療、肝癌治療、大動脈瘤治療、腎がん治療、
子宮筋腫治療、止血術など広範囲に及ぶ。

 

手術動画を見ると呼吸など臓器が動くのが見えているし
開腹などが不要なので部分麻酔で済むから、
しばらくして自宅へ帰ることもできるとか。

金沢大学病院ではIVRを年間1000件以上しているという。

 

マルコの父は十年前に解離性大動脈瘤:胸部下行で逝去したが、
今ならこの治療で助かっていたかも知れない。


マルコは天を仰いで感慨にふける。


医療の三次元を感じる。昔ながらの内科とか外科等の分野、
臓器別分野、そして三つ目が技術分野だ。医療世界は立体。
上記は三つ目のことで、各分野にまたがる。

 

マルコは若い頃医学を志し、また自分も死線を彷徨ったので
多少関心がある。
しかし、巾広く、奥深く、最先端技術を集め俯瞰するなど出来はしない。
専門家のお医者様でも困難を極めるだろう。

 

するとご登場!
  IBMのワトソン君

 

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医師が諸療法を探し出すには気の遠くなる日時がかかるときがあるが
約2千万件の論文を学習したワトソンは数時間で治療法を見つけ
快癒した事例もあるらしい。


お医者さんの優秀助手として活躍する日も近いだろう。

 

吾が肝炎では、お医者さんが新薬を紹介してくれた。

人として心温まる信頼のおけるお医者さんと
さまざまな治療方法を知って選択できる状況を整えておこう。

 

その先は運にお任せだ

 

四人の来た道

 

少年時代におなじ中学校へ通っていた
同窓生が三人いました。

 

どうしてか分からないですが、
卯月桜の朝、め醒めたら
その情景が浮かびました。

 

きっと呆ける前に記しとけとのお沙汰でしょう。

 

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 ∞

負けず嫌いのKI君、いつも和やかなU君、
ユニークなKU君、そしてケロリのマルコ四人はよく連れだっていた。

 

四人の親宅はそれぞれ、二百から三百メートルの近所だった。

 

高校生二年になると、さかな座のマルコはそれまでの遅れを
取り戻すかのように背が伸びた・・・

 

人といつも比べて頑張るKI君はズボンを思いっきり上げて、
つま先立つように歩き、マルコと並んで歩く時は
道の中央側をいつも好んだ。

 

競争心などどっか置き忘れたマルコは、それをほほえましくも
「がんばりやぁ」って譲っていた。


おなじ生物部に入って、KI君は研究や発表をなんと英語弁論大会でやってのけ
優勝するがんばり屋だった。もちろん頭ん中の構造も最先端CPUで、成績よかった。

 

ある夕暮れ彼は道のまんかな、マルコは溝近くを歩き家路についていた。
その時だった、向こうから棒きれを持ていかつく歩いている
五人の男がやってくる。

殺気ほどでもないが、いってこましたろか!という雰囲気を感じて身構えた。

 

案の定、路地に引き込まれ乱闘がはじまる。
この時真っ暗になっていて、目のよいマルコも一体誰に殴られて、
どいつを蹴飛ばし殴ったか分からない。

 

KI君とようやく難を逃れた時、ほっと顔を見あわせて笑ったことを覚えている。
殴ったり殴られたりすることはガキの頃から慣れているため、
二人は青アザやコブシの擦り傷を確かめあって無事を祝いあった。

帰宅後、母は背中のひどいアザを見つけて驚いていた。


U君はマルコとおなじくらい小柄だったが倍以上の脳みそがよかった。
性格もほっとさせるものがあった。
母の作ってくれる弁当はいつも旨い旨いって食べていたけれど、
ある時U君がサンドイッチを交換してくれ、その夕方自宅で、
一度だけ不満を言ったことがある。

 

「U君とこのサンド分厚いわぁ、パンの間にハムやら卵焼きやら二㎝以上もある」
貧乏なわが家ではジャムかバターで十五㎜が上出来だったのだ。
悲しげな顔に今でも母上に「スンマセン」と謝ることがある。

 

KU君は母上がよく留守にするので、訪問すると喜んでくれた

彼の特技は料理。 バターをたっぷりフライパンに溶かして
卵を放り込んで焼いてくれる。貴重品だった胡椒をふんだんに
味付けして食わしてくれる。
今でもそのレシピを利用している。


KU君は転校して東京の学校へ行き大手建築会社へすんなり入った。

 

U君KI君は成績優秀で期待され、京都大学を受験した。
皆がそうだろうなとうなずく選択だった。

 

マルコは成績可もなく不可少し(地理28点など多数)で、
そりゃちょっと無理やでぇという学校を選んだ。
選んだ訳は、おなじ市内にあるより、違った都市の学校がいい!
というまったく不届きなわがままからだった。

 

天はへそ曲がりだった。折り紙つきの二君はなんと不合格、
まさかというマルコがパスした。

 

人より劣って見えることを極端に嫌うKI君はそれ以降マルコの前から消えた。

 

和やかなU君は、てらうことなく、「緊張しすぎる傾向を治すために
学生運動のリーダになりました」と自己変革に精出して、
なんと北海道の過疎地域のお医者になった。
マルコは偉いやっちゃなぁ!と感心した。

 

何十年も前、友人が「おい!まるこ、U君な医者の高額所得者やで」といった。
そうか、それだけ皆に有り難がられたんやなぁと拍手したものだった。

 

KI君は大手の会社に入社して、第二組合を作って名を上げたようだけれど、
その後誰にきいても消息が分からない。こころがわかるだけにそっとしている。

少年から学生時代の活き活きしていた頃、
仲間は屈託なく刺激し合って社会へ飛び立ったのです。

 

沢山の友がこの世にすでにいない---いたとしても
その足どりは千変万化でありましょう。

 

そして、だれしも同じような記憶があるはず。

 

もし会えることがあれば、その道すがらの苦しかったこと、
転じた深い学びを尋ねてみたいものです。

 

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              あと何回

 

ふたたび渡り鳥がゆく

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                                天舗

長い間、ほんと、   羽を休めていた

 

羽は休まったけれど、こころは余りだった。
二千五百年前の表現を借りたら

“猿のごとく気ぜわしく動き悩む”
ほんとだ、昔の尊者は偉いなぁ

 


そやけどね、不思議なことに海外へ飛びでると
何もかも忘れてのんびりできる。

渡り鳥していると、背中のリュック7キロだけだから
シンプル~簡素生活なんよね。

 

パタパタ帰国すると、なんやかやと仕事する。
マルコのだめな習慣だなぁ

 

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        重たい

それを深々と振り返ってみるとね、つまるところ

“ものやことに使われた”生活を送っているんやね
   深ぁ~っくため息をつくなぁ


一念発起、さあ飛び立つぞ!
   「飛翔昇翺」元年だ

 

羽を手入れして、英語やなんかの口ばしを動くようにして
お腹ちゃんも、肝臓君もみんな調整だ。

 

寒いフトコロも海外ならホカホカするから
ありがたいな。

 

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     わしゃ袋リュック   good luck

 

 

 

時は熟成、手順は交代

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誰かから聞いた、
「パスタは水に浸けてから」というので
半年ほど実験してみた。

 

試行錯誤して、一時間以上水に浸けて柔らかくなったら上げて
沸騰した湯にほぐし入れると、すぐにゆであがる。

 

その味たるや打立て生麺の感触で、パスタのみならず
ウドン代わりに使える。アルデンテなどカタなしだ。

 

マルコは茹でたら、ニンニクオリーブ油やレモンオリーブ油を少しかけて
ケチャップ仕立てにして主食とする。
粉末海苔や色取りよい冷凍野菜をかけたりもする

    

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          打ち立て   笑みがそこかしこ


調子づいて素麺でやってみた。
細いから30分も浸けたら溶けそうになり、
ゆでたところ、小麦粉の塊となってしまった。

これはどうにもならん、  失敗

次回はインスラーメンで試みたが食感は変わらない

 


ご飯
友人がおくってくれる玄米を2-3週間水に浸して
根が出るほどとなったら土鍋で炊く。
それも沸騰したらマルコ製保温箱に入れてじっくり熟炊させる。
これは柔らかくて体がとても喜んだ。


スキムミルク
普通は溶けにくいものだ。熱いコーヒだとさらに溶けず塊が浮く。
飲み終えた時も器にひっついて残るから洗うのに手間どる。
順序を逆としたらうまく行く

まずスキムミルクをカップに入れて好みで砂糖を加え混ぜる。
ここにほんの少し、匙一・二杯の水を加えて練ると、
すぐにまんべんなく溶ける。
そのあとコーヒーを注ぐとお見事みごと、
きれいに溶けた健康コーヒーに仕上がる。


卵焼き
冷えてもふわふわになると聞いたので試した。
手順を逆にして、水に片栗粉(小麦粉、コーンサターチ・・・)を入れる、
そして出汁や好みの調味料を入れてマヨネーズを少し混ぜ溶く。
簡単混ざるから、そこに卵を入れてかき混ぜるときれいに溶ける。

その焼きあがりは上々だし、余りを長く冷蔵庫で震えさせても
ずっと柔らかいままで食卓が楽しくなった ♪

 

 

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       こんなに色取りゆたかに作りたい

 

里芋の皮むき
この十年間、里芋が美味しくて味付けなしでもほのかで優しい味だ。
とくにあとあじがさっぱりしてる。

普通は皮をむいでから煮たり、洗濯機で粗皮処理してゆでる
オモロイ方法もあった。順序を反対にすると手間が省ける。

沸騰するまで皮ごと茹でて、そのまま置いておく。
できればマルコ保温箱に寝かせておくと、さらに効果が出る。
あたたかい温度に下がったら、指だけ温泉気分で
黒皮をツルリと剥がせる。

皮はマルコでも食べられないので花壇に埋める。

こないだ、あまり美味しいので、潰して鮭の身と紫蘇や海苔を混ぜ、
塩などの味つけをうっすらする。
小麦粉を加えて形が整ってから焼くと絶品の金沢和風マルコナンになった。
それを肴にビールとかワインを楽しむ。


世の中、今すぐに!便利にと競うけれど、前もって一手間おいたり
手順を変えたりするだけで、エネルギー少なく美味しいものができあがる。


時の入れかえと熟成、神さんの御手にあるようだ。

先人が試したことを活かして磨き上げてゆこう。

 

 

椿 camellia   : 金沢


街の家々に椿がさく。

ベトナムの友人に写真を贈ったら絶句した

 

マルコの母上は父上について外国のへゆき、椿を持ち帰ると
時間と手間をかけて発根させ育んで、幾としもみごと咲く

     

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        フランス・ドイツ・中国・イタリー・ギリシャ・・・・・・



若かりし頃、南禅寺にいたとき
柴山全慶老師が好きだったという。

 

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        一輪の花の声- - 一枝の花の真 <全慶老師>

 


鳥達も寄ってきて蜜を吸う

 

ROEバブルに悲をひそませて :養眞-17

 

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ハムラビ法典』 『旧約聖書』の教えに
  “目には目を、歯には歯を” と
苦しみにふさわしい処罰をと律している。

  An eye for an eye, and a tooth for a tooth

 

ともすれば憎しみによる復讐は過激さを増すので、
そこで留めなさいよという自制のいましめである。

一発やられたら、二発仕返ししたくなるのが人だからね。

 

マーケットでもまるでおなじ。千円やられたら、
二千円取り返そうといきり立て破滅する。

 

キリストさんは聖人で、上をいってる。

 「あなたがたも知ってるだろう、『目には目で、歯には歯で』と。
  しかし、私は言っておこう。報復してはならない。
  誰かがあなたの右の頬を打つなら、左の頬も差し出しなさい」

 

この深みはさまざまな受けとめがあるが、
人それぞれの推測にお任せする。


そのずっと昔、真理の書・法句経にはすでにブッダが語ったとある。

「私をののしった、私を笑った、私を打ったと思う者には、
  怨みは鎮まることがない。怨みは怨みによって消えず、
   忍を行じてのみ、よく怨みを解くことができる。
    これ不変の真理なり」

 

 つまり忍耐せよ、もしくはさっぱりと忘れよだ。
人の世では怨みの循環は時を越えるからなのだ。

 

伝承されるうちに、昇華転化されて脈々と伝えられたのが上記の真理。
苦しみを体験をすると、同苦を味わう者の悲を共感する
中にはそこから助けてあげようという心意気を芽生えさせる。
ある人は共感に至らず、仕返しを企てる右の道をたどり
別の人は昇華して悲を共感する左道を歩む。


日本でも少し前に、苦笑いするニュースがあった。
老いた夫が病で伏せた時、妻は若い時の恨み辛みがあったのだろう、
いい匂いのする食事を枕元に置き、ヨッコラショと手を伸ばすと
すーっと遠ざけることをくり返したという。
右の道の人である。

 

多くは右の道を選び、そのたどる道の荒れかたに年を経て愕然とする。
せぬとて、その子々孫々が悲嘆を味わう。

 

 

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       http://www.chojugiga.com/tag/%E6%82%B2%E5%93%80/

かなり昔だが、後輩が相談があると言うので逢った。
「マルコ!退職金をはたいて投資信託買ったけど、
 三割も下がった。どないしょう!・・・」

 

バブルが弾けて長らく低迷したからよくある話だ。

初めて変動マーケットに飛び込んだ人には酷な状況だけど
損切りできないから、ずっと渋ちんの顔で毎日送らなければならない。

せめて若い頃に失敗したら、評価損を抱えた対処法が少しは身につくが
六十越してからはとうていムリ。

 

損した裏には得した人がいるから、喜びなはれ・・
                とはいえなかった。


ーーーーー

 

二十代前からマーケットに出入りしていたマルコは
百万やら億の評価損まではしゃーないわ・・・と
グチグチ、トボトボするぐらいでやり過ごした。

 

寄る年波には勝てず、今では
数万円の評価損でも引きずってしまう。
ツライのだ。
そのうえ、益が出てもどうも嬉しくなくなった。

 

長らく投機の荒海を泳ぎ疲れ、あほらしなったのだろうし
大事な平安をもとめての反応だろう。

 

一目山人は「そんな一般投資家に光明を!」と発願して、
一目均衡表を開発し世界中で使われている。首相のおじさんから
縁者だと聞き及んだ。左の道を歩んだ人だ。偉いお人

 

勝者はともすると敗者の悲哀を理解できない。
たとえ刻苦勉励し、挑戦しての高みであろうと、
その陰に何万人もの苦渋と悲哀があるのに

 

1930年、世界を揺るがせたNY大暴落後、有名ホテルの窓から
飛び降りるのに行列ができたとか。
さげすまれる中、歯を食いしばってのし上がったアイルランド移民の
ケネディーは空売りで大もうけした。
その後ケネディー家には悲劇が度々起きた。

 

人を踏み台にした富は心して活かさなくてはならない。

 

天はもらすことなく観ていて、
思わぬところで不思議な技を見せる。

 

 

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            灯火を