千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

 渡り鳥がゆく < 蟻と人 5/27;マレーシア >

お茶を飲みつつ、何もしない

足元に蟻がいた。
眼鏡がないと見過ごす小ささだ

 

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                                          1ミリ以下の小ささ


せわしく駈け回っている
オリンピックなら金メダル級のスピードだ

目を向こうに転じると、人が歩いてる
ゆったり左右に体を揺すってのったり歩む

ふるさと日本では、人はせわしく
蟻がゆったり歩く

遠くで雷鳴が響く
目を上げると椰子の葉が動き出した
スコールが来る

ここの蟻は雨の中ではどう動くのだろう
人だとトラックぐらいの水玉が落ちてくるようだからね

 

  

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           雨がくるぞー