千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

渡り鳥がゆく

渡り鳥、人々の生活にまっしぐら : ベトナム/ハノイ

渡り鳥マルコが飛べた。 久しぶりの渡りは、目が回る。動物的な感覚が戻ってこない。 いちいち、飛行機に乗る手順はどうだったかな?とか 英語でどう云うんやったかなぁ?などと脳みそを使ってしまう。 その脳みそがベトナムでオーバーヒートだ。 だから目が…

炎天と闇夜 :ラオス/ラックサオ

いま闇の中で記事を書いている。 電気が突然切れて、星明かりしかない真っ暗闇なのだ。 地元の人には蚊が落ちたほどのつまらぬこと。 所はラオスの奇妙な格好した山に囲まれたラックサオという小さな村だ。 ラオス中部の「ラックサーオ」 今の日本人は分からな…

ふたたび渡り鳥がゆく

天舗長い間、ほんと、 羽を休めていた 羽は休まったけれど、こころは余りだった。二千五百年前の表現を借りたら “猿のごとく気ぜわしく動き悩む”ほんとだ、昔の尊者は偉いなぁ そやけどね、不思議なことに海外へ飛びでると何もかも忘れてのんびりできる。 渡…

椿 camellia   : 金沢

街の家々に椿がさく。 ベトナムの友人に写真を贈ったら絶句した マルコの母上は父上について外国のへゆき、椿を持ち帰ると時間と手間をかけて発根させ育んで、幾としもみごと咲く フランス・ドイツ・中国・イタリー・ギリシャ・・・・・・ 若かりし頃、南禅寺にいたとき柴山全慶老師が好き…

桜    :金沢

くいしんぼ、マルコ もうすぐさくら咲く 知人と犀川で弁当ぶら下げて、ハナミ予定 霊峰白山は白雪化粧

鳥や草花 :金沢

朝体操しているといつもキジバトやらカラス、尾長鳥が見ている https://green.ap.teacup.com/wbsjkyoto/1322.html ことばなくても虫も草も朝の挨拶をしている 帰宅するといつも数少ない花が出迎えてくれる 満開セントポーリア 犬っころを飼いたいなぁ ご近所さんか…

干し柿と爺さま語り部 :金沢

隣の大家さん爺様に干し柿を持って行った。小さな小さな5個で、白い粉を吹いている。 ちょっと背を曲げながら 出てきたじい様がゆう J「前に頂いたはっさく、酸味だけじゃのうて 甘さもたくさんあって美味しかったよ」マルコ「そりゃよかった 今日はじい様の竹…

振るまい福袋

正月に不思議なことが起きた。 映画を見に図書館にでむいた。 宝塚のおばあちゃんからいただいたホカホカの耳当て白帽子を被ってハデハデ格好だ。 その図書館で「本の福袋」を発見した。 売ってるのかいなぁ?と思えるほど立派。 にこやか職員に聞くと「いい…

今年のもくろみ

いのりあれこれしてしまうマルコの今年は的を絞る。 もちろん父からの遺言 “ 養眞 ” をいつも意識しながらだけど。 前回投稿した“世界人”となるために ◎足腰尻鍛え 筋トレ ◎根っこ日本人 毛筆・茶点 ◎羽を手入れし渡り鳥 千年構想種まき なんのことやら分からな…

 世界人への道 :金沢

☆ 鈴木大拙師は ! 磨き上げた自由な世界人 ! だから“世界はわが家”と気づいて そないして後・・・ 解き放たれて“世界人”となったそれも自由な世界人 ! “みずから”をたどると人などの根源はつながっている 太古からの贈り物 “おのずから”をたどると 大宇宙の…

 損得計算社会さよなら ;金沢

「恋という字は心が下にあって、 下心が主なんですわ」 とある人がニヤリと教えてくれた。 なぁるほど、ほとんど当たってる。そうではない恋もあるけど 金銭を元とした損得で考えてしまうのは都会化がアクセルかけるって分かるな。 いい塩梅の金沢では、形式…

心温かな治療 :金沢

https://nekochan.jp/cat/article/906 なべ先生「わたしも、40過ぎに次から次に災難に遭いましたよ。 そんな巡り合わせがあるんですねぇ。 来年運気が回ってきます」 マルコ 「ハア 期待します ♪」 橘看護師「神社で厄除けお札なんかどうでしょ」 マ 「そうでんな…

いも・めし・だいこん  :金沢

“金沢おでんが、欲しいなぁ” と念じていたら 夕方、アパートの上階のお兄ちゃんが声をかけてくれた。 「マルコはん、能登の実家でもろた大根ドーゾ」 大きな野武士様の体格のお人で、ゴミ出し方法など親切に声かけしてくれる。 受け取った二本の巨大根はマル…

「利家とまつ」金沢城リレーマラソン   :金沢

走るのは好きだったが、肝炎になってからはぴったり止めて近ごろはのそのそ歩いている。 金沢でもマラソンは名物だけれど、それに先駈ける「お城でのリレーマラソン」もオモロイ。 http://relay-marathon.com/index.html ・1周約1.9kmのコースをタスキリレー…

香箱ガニ

心に気の毒の心いだいて・・・・ ちょうどカニカニ祭りがあったのでのそのそ出かけた。 金沢名物 香箱ガニ+能登ガニ 香箱って変わった名前だけれど味わって納得がいった。 香箱はズワイ(松葉)の女の子能登ガニはいわゆるズワイの男。 千人以上行列の香箱汁はうまい…

地域力 :金沢

聞き慣れない言葉だと思いますがマルコが名付けました。 --- つい先頃のある日の話です。 仕事が一段落ついたので、金沢の繁華街にある広大な緑の敷地、“しいのき広場”へふらふら行きました。 “しいのき広場”と“しいのき迎賓館”、“四高(第四高等学校)記念館”…

ガマも一緒   :金沢

牢屋みたいだわん (普通のガマ) 八月、蟇(ガマ)の姫が訴えた 「今年は日照り続きで元気がないわ」 マルコ「そういえばあんた痩せてるなあ」 ガ 「よろよろしてたら、溝にはまって 出れなくなっちゃった ガマ」 ふーんと納得、手にガマをのせて草の茂みにおいてや…

 地鳥、渡り鳥  :金沢

まっ黒カラスが鳴いているおはよ~ビービーひよどりよ 遠くでかっこうカッコウコウ 磯ヒヨドリも珠のこえ www.youtube.com https://www.youtube.com/watch?v=g18bdzfCd84 キジバトやさしゅうクーコロロ 陽が射しだしたらつばめの回転お見事みごと トンビは祭りで…

百万石まつり-武将隊 :金沢

日が経つにつれ、青空の濃さがます。 信州上田から三武将がひのき舞台で舞唱う。みごとな演技だ。 子らがコマ回しや、メンコ、フラフープなど昔の素朴な遊びに夢中で戯れていた。指だけのITゲームより幾倍も楽しい。 さて、待ちに待った火縄銃大阪城、五箇山、…

百万石まつり :金沢

http://100mangoku.net/ 『金沢百万石まつりは、加賀藩祖・前田利家公が天正11(1583)年6月14日、金沢城に入城し、金沢の礎を築いた偉業をしのんで開催されています。6月14日の日付は尾山神社誌に基づきます』 金沢に転居して、初めての大きな行事だ。先週か…

さくら坂 :金沢

引越をして初めて散歩したのが桜坂 昔の人も歩んだ道 https://kanazawasaka.com/sakurazaka/ 大拙館へ行く中程の坂だ 地元の人さえもながめため息をつきそのまま顔をあわせ挨拶かわす 降り来たれば犀川にかかる桜橋 華麗な両岸の桜のゆくてに白く装う白山が…

ちるも桜 

四月ですわ 住まいを変え、新たな出発が始まりましてん あすありと 思う心の仇桜(あだざくら) 夜半(よわ)に嵐の 吹かむものかわ 若くても、強くても、有名でも思いがけんようなるのがこの世 毎日が誕生日のマルコも生が途切れるやも知れんのが宇宙の摂理 そ…

 格差社会への対応を   : ハワイ

アラモアナから北へ少し行くとチャイナタウンがある。その辺りに、ブルーテントも持たない無宿の男女が沢山いる。 高級リゾート地のノースショアにも、屋根がある “ バス停留所住人 ” もいた。 いずれの人も私よりはるかに逞しくもあり元気な人達。格差社会だといわれてい…

小錦の故郷    :ハワイ 予約投稿長文

小錦のふるさとが、オアフ島の北西にあるときいている。 徐々にリゾート前線が北上しているとか。 マ「この島の田舎に行きたいねん 小錦の故郷もね」 案内員「それは北西地域ですけど・・・・」とことばを濁す。 「どうされたん?」 「危険ですから、あんまり行かれ…

マッカリー物語  ハワイ

---この記事は2017年12/24日の予約掲載です--- サンタは世界中から声がかかり忙しいのでいつも雪に頼んでます。 空から雪はマッカリ-街にひらひら降り立ちました 雪「クリスマス・・・料理で楽しみをみんなに・・」それから数ヶ月あれこれと思い描き決めました。 そこ…

別のいきもん

カメレオンbaby 二本に見えても指5本 一年ぶりに、異業種交流会に出席しましてん 多くの事業家がいてはるんである友人の希望で紹介するためですわ 懐かしいお人の面々。 パソコンレスキューから、あれこれ手がけてはる女の経営者おいとさんは司会しながら、また教え…

すうっーとやる :北陸

“単純なことをすうっーとやるんだ” 鈴木大拙の教えである。 鈴木大拙館の壁に掲げてある書 “ 常行直心 ” の意とするところ。 これが凡人の私どもにはなかなかできないことだ。あれこれ考えあぐね、心配したり、人の目を気にしたり、いい格好の欲、損得が出た…

ペンギンの知恵  :北陸

豪雪の北陸に来ており ペンギンになっている 将来の仕事の準備やら、伝統からくる知恵、鈴木大拙の教え、住居などを求めての出張だ。 金沢では市役所の人が7年ぶりの大雪だと驚いていた 県の人は12年ぶりの大雪で大変!という 宿舎の人は37年ぶりのまれにみ…

水琴窟投資

一昨年、暑いさなかですけど涼をとるため風呂桶に水をためました。 色々工夫して、ポィン~・・・ポィン~と落とすと、涼しげな音と共に水がたまるので、冷えるのです その音きいて、思いついたのが 「水琴窟投資」 手始めに応援したい高金利国ブラジルで実験しまし…

おいしい水と戦争の生き残り :ハワイ

ハワイ大学の丘の斜面に瀟洒な住宅街がありましてん。 少ぅし慣れて一息ついたんで夕方散歩・・・・ この住宅街の方からやったか、虹色ドレスのターバン頭に乗っけたまぁ・・きてれつなオッサンが歩いてきたんは 人それぞれを寛容に受け入れるこの社会では、マルコ…