千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

毎日が誕生日 < 首を絞める銀行達 > 

 


おやおやの日だ。

インターネットバンキングで振込するために、
ワンタイムパスワード機が必要となった。
なんと、ログインするときにも要るという。

別の銀行では、セキュリティー強化の為にと嬉しげに
生成機を配布する。あるいはスマホに表示させる。
その生成機から一回きりのパスワードpwを表示させるのに
更なるパスワードがいる。

なんちゅうこっちゃ・・・

ある国から国際的銀行が撤退する。
仕方ないから、残高五千円を手元に振り込んでもらいたいと
メールを出したら、セキュアメールの返信で読めない。
暗号化されていて、読むにはpwがいるという。

なんだこれは?・・・

単純でささいな手続きに、次々手間暇かけさせ
迷路に追い込む変な社会。

 

 

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   わてとしばらく遊んでからでないと、 次の手続きに行けまへんのやぁ~

 
でもね、怒ったら千年プロジェクトの布施壷に
一万札を滑り込まさなければならんので、
ため息をつきながら、諦めている。

いずれ、パスワードを出すためのパスワード、
それを秘密にするための暗号化、
暗号化が見破られぬ為の乱数表検索・・・

・・・予想するに、銀行は必ずなくなるね。

一つの手続き完了には、目的と関係ない複雑怪奇な
電子ステップを数多く正確に踏まなくてならないのだから。

おつむのいい人がいるんだなぁ。

別の仕組みができるはずだ。