冬道に迷い、熊の冬眠穴に落ちた男の話
アイヌ猟師「真冬に猟に出かけて、帰れなくなり、雪の中を彷徨い
穴におっこちた。そこになんと熊がいた」
「襲われると觀念したが、冬眠中のその熊は全く噛んだりしなかった」
「それどころか、大きな掌を近づけてくる。なんだろうと思ってなめてみると蜂蜜だった。だいぶ経った頃、熊が大きな手をさし示した、入口を出てみたら春だった」
「だから俺たちは穴の中では弾を撃たない
くまもあの中では人間を噛もうとしないという約束がある」
猟師はそのように述懐した。
生き物と人間の信じがたい助け合いだった。 釧路図書館にて
蜂蜜ねだりクマ達
抗議が来ました:熊「あれは穴ではない、我が家です!」