千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

悲しみの愛

---敬老の日に---

 

年配者はそれぞれ、悲しみや喪失感を抱いているものだ

 

悲しみは、かなえられなかった悔いからくる
 わが友は荒れる息子のため、命を絶った

 

喪失感は愛するものを失うことからくる
 わが知り合いは、妻を失って人生を絶った

 

その涙は雨とかわり、大地を潤して
明日という種を
芽生えさせる  

 

悲しみにさえも、無駄などあろうか

 

 

   

                                    こんな道を散歩したい