千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

ダモクレスの剣


アメリカファースト!と人々を熱狂させ、栄華を誇っている
元倒産王のトランプ大統領蜘蛛の糸先に沢山ぶら下げた。
      それは刃

ディールだ、トレードだとビジネス感覚を政治に当てはめて、
不動産も国債も株式も総て高値にみごともっていった。


マルコは付き合ったことがないため
人柄がどうかはまったくわからない。

ただ行動からすると、目先の利益のため票のために、
ダモクレスの剣をつぎつぎと頭上に吊しているように見える。

 

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                頭上に剣が!

 

 

その糸・・・・・
お陽さんで切れたり、微風でさえ切るかもしれない
ひょっとすると飛んできた細菌が糸を食ってるかもしれない。

 

私たちは、政治や世界経済を牛耳る立場にはいない。

 

  だからだから、
蜘蛛の糸をみて切れたらどうするかの
それぞれの対策を打っておくことが危急の生活防衛である。
切れなかったらホッとしておればよかろう。

 

心を巌のごとく安定させて、
いろいろなシナリオを予想して
それぞれどう対処するか決めておく
ことだから簡単。


マルコもコツコツとそれをしているよ
最初には生活の見直しをして、固定費をどんどん削減。

 


ダモクレスの剣が落ちたらその荒波を乗り越えて、
チャンスを見出す準備を整えたい。

 

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       チューリッヒ工科大学の最新バブル判定<米国に偏る> 3/6

      

Financial Crisis Observatory - ER D-MTEC ETH Zurich

 

 

 

註:
ギリシャシラクサの僭主ディオニュシオス王の廷臣ダモクレス
王者の幸福をたたえたので,王がある宴席でダモクレスを王座につかせ,
その頭上に毛髪1本で抜き身の剣をつるし,
王者には常に危険がつきまとっていることを悟らせたというギリシアの説話。

そこから、栄華の最中にも危険が迫っていることや、
そのような危険、または、常に身に迫る一触即発の危険な状態をいう。