こないだの二十一日はマルコの独立記念日。
マルコ製のあんず酒で祝った。
ちょうど、尊敬する事業家の誕生日の日であり
お祝い電話した。
懐かし気に「おぉ!マルコ・・・・・・」とあと言葉が続かなかった。
涙の気配がするこのお人は、老いの入り口でレビー小体アルツハイマーになった。
世に画期的なサービスを苦労して提供された果ての姿。
オリンピックの聖火ランナーの権利を買って、
若者たちに贈ったお人。
小柄な奥様は、大きなご主人の介護を懸命になさっている。
いたらぬマルコに“アントレナーシップ”魂を吹き込んでくださった方。
それぞれ人の歩む先が、ただただ悲しみと喜びを織り込んだ
錦の道となりますように
眞島フォトギャラリーより