千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

ドラゴンフルーツのライトアップ


南国フルーツでカラフルの代表はドラゴンフルーツ
赤・緑・白・黒(種)四色だ。

 

味は?ないというか、あっさりとしている、あるいは水っぽいと表現されるか。
丁度豆腐みたいなもの。自分の味は控えめで、他の食材を引き立てる。

 

これは月下美人のようなサボテンの仲間が実らせる。
ソフトボール程ある大きな実が細い葉茎に実る。

 

 

 

夜行列車がゴトゴト走っているときに目が覚めた。
すると外が明るい。カーテンを開けると暗い夜空の下に、光々と畑が光っている。これは何だ?

 

 

飛ぶ景色に目を凝らしてみていると、ひょろ長い茎が垂れ下がり、まるでお化けのような株が列をなして延々と並んでいる。ひょっとするとドラゴンフルーツだな。

最初は白色や昼光色。そのうち赤やら黄色などいろんな色が灯ってる。観光用じゃないとはすぐ分かり、しばらくして美味しゅうするためだと気づく。調べてみた。

「ドラゴンフルーツ栽培には光がとても大切で、特に収穫のオフシーズンの夜には、開花と実りを補助するために夜にライトを当て続けるという栽培方法がとられている。
ドラゴンフルーツは、豊富な日照量がなければ花を咲かせて結実することができず、日照不足になると休眠してしまう。 そのため、多くの栽培拠点では、夜間にライトを灯して、光合成をする時間を長くし、ドラゴンフルーツの生長と栄養物質の蓄積を促すことで、生産量を増やしている。2023/10/13」

 

                   

                                                夜も眠れぬわぃ

 

 

ドラゴンフルーツの花は大きくて真っ白、それもほのかに甘い香りを放ちながら一晩だけ咲く。月下美人と同じくひっそり控えめだ。

この美人の咲き終えた花の酢物は旨いなぁ。