若いこと気づかずにいた若い頃 逃げた魚
人知れず咲いた跡あり落ち椿 (愛)
あめとむち誰が食ったか鞭ばかり 出遅れぼんぼん
北風や獅子の目尻にたまる水 新子
悩まずにじっと日の出を待っている 霜石
引き出物コレクターかと母いやみ 三十路女
男運悪くて自立できました 三宅
持ち家の夢は枯れ野をかけめぐる 場所う
金運はなくても三度食べている 新
若いこと気づかずにいた若い頃 逃げた魚
人知れず咲いた跡あり落ち椿 (愛)
あめとむち誰が食ったか鞭ばかり 出遅れぼんぼん
北風や獅子の目尻にたまる水 新子
悩まずにじっと日の出を待っている 霜石
引き出物コレクターかと母いやみ 三十路女
男運悪くて自立できました 三宅
持ち家の夢は枯れ野をかけめぐる 場所う
金運はなくても三度食べている 新
なんだか
遠いとこから見つめてる
その目、 感じる
天地の間で汗をかいて 種まきをし
世話をしたものに実りは託される
それを皆で分かち合う
これ 堅実で何万年も長続きする
マーケットという賭博場には
欲張りたちが押し寄せて 独占を競い合う
政府こぞって賭博なるものを『投資』と見栄えする紙にくるんでる
本質は、合法という名のもとに奪い合う
「 奪い合いの宴」 がフィナーレ へと向かう
あと半年?
1年?
2年? はいそれま~でぇよぉ
マルコには分からない
ねこもしゃくしも
この世を司る摂理という神様は
厳かな眼差しで宴の人々を見つめている
動物も
植物も
細菌達も
ウイルスもアメーバも
石ころも
みぃんなみんなの空間だ
この世の最上のわざはなに・・
楽しい心で年をとり
働きたくとも休み
喋りたくとも黙り
愛するものとも距離をとり
失望に沈むときにも希望し
ただ順天に、淡々と
おのれの辛苦を担う
おのれをこの世につなぐ鎖と
おのれといにしえをつなぐ鎖を
少しづつ外してゆくのは
まこと、えらい務め・・・
若人が元気いっぱい道をあゆむを見ても、ねたまず
人のために働くよりも、けんきょに人の世話になり
弱ってもはや役だたずとも、親切で柔和であること--
こうして出来なくなること増しゆくと
あとは、いのりだ
天は最後にいちばんよいことを残してくださる
手は何もできないけれども合掌できる
やさしく鎖も心もとかせる
至らなくても、すべてなし終えたら
臨終に天の声を聞くだろう
「来たれ、わが友よ。天、汝を見捨てじ」と
上智大学学長を務めたホイヴェルス氏がドイツに帰国後、南ドイツの友人から贈られた詩
2004.3 石垣島の図書館にてマルコ追補
沙羅の花夢のごとしと語り終ふ (岡田万壽美)
お迎えちこうなるとね、この詩の慰みが染み入る
昨年は多くの人々が逝去した、
友人たちは年老いてかっての面影が薄れてくる
若い人にはまず分からない
汚くて使いたくもない言葉をタイトルにしたよ。
五十年前、---マルコ 「問題だ」は ニュースでよく報道されるが いろいろあるんだ、よく意味を汲みなさい---
私を育ててくれた素晴らしい上司が教えてくれた。
ここ10年 ニュースでは「何々を確認」ばかりを連発している。 何でもかんでも確認の一言で片付ける。
若者は「 マルコ キモい」「そんなん うざい!」 と連発し、 ペットショップで女の子は 兎こうに頬ずりしても、ハムスターをなでても、亀をつついて金魚を見ても、ヤモリ やヘビを見ても「可愛いぃ」と嬌声をあげる。
ここ1年 ありがたい言葉が堕落させられてきた。「かおり」というのは特別に取っておく言葉だ。ところが 最近は臭いも匂いも 香りも薫も ごちゃ混ぜ。 バラは香り。しみ込ませるのが薫。 近頃はそれを含めてペットの匂いも体でも、食べ物の匂いも屁でさえ香りに成り下がってしまっている。
お気の毒様「香」さん。「ありがとう」さんもハイパーインフレ気味。
連発されるものは単なる響きだけで、何の価値もないから使わぬようする。