千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

うざい響き

汚くて使いたくもない言葉をタイトルにしたよ。

 

 五十年前、---マルコ 「問題だ」は ニュースでよく報道されるが いろいろあるんだ、よく意味を汲みなさい---
 私を育ててくれた素晴らしい上司が教えてくれた。

 

 

 ここ10年 ニュースでは「何々を確認」ばかりを連発している。 何でもかんでも確認の一言で片付ける。

若者は「 マルコ キモい」「そんなん うざい!」 と連発し、 ペットショップで女の子は 兎こうに頬ずりしても、ハムスターをなでても、亀をつついて金魚を見ても、ヤモリ やヘビを見ても「可愛いぃ」と嬌声をあげる。

         

              

ここ1年 ありがたい言葉が堕落させられてきた。「かおり」というのは特別に取っておく言葉だ。ところが 最近は臭いも匂いも 香りも薫も ごちゃ混ぜ。 バラは香り。しみ込ませるのが薫。 近頃はそれを含めてペットの匂いも体でも、食べ物の匂いも屁でさえ香りに成り下がってしまっている。 

 

お気の毒様「香」さん。「ありがとう」さんもハイパーインフレ気味。

 

連発されるものは単なる響きだけで、何の価値もないから使わぬようする。