千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

人生こぶだらけ

宿は清潔で快適で、そして財布に優しくと高望みする
 
そんなのあり得ない!がふつう
 
たまにあるのだ
 
大都会クアラルンプールの目抜きファーレンハイト通りの大きなビルにある宿泊所
綺麗すぎた・・・・一泊1700円

    

          ガラス張りは嫌いだ
 
さすが開拓上手な西洋人ばかりがたむろする。
日本人は見たことがない。
 
しょっちゅうガラスの壁を拭き清めて、
曇り一つない。

    

今年はふらつきマルコだから、注意していたが、
書籍用めがねをつけたまま歩いたら、
ガラスの扉があるのに気づかず
   激突
 
「アーユーオーライ???」とあちこちから確認が飛ぶ
クラクラとして倒れ込みそうになった
   ちっともOKじゃない。脳震盪
 
 
フラフラしながら、医者を探した。受付なんぞ役立たない。
目を回しつつ、探したら、同じビルの二階にあるじゃないか!
 
日曜日もやっている。10時に足を踏みしめながら行った。
空いてる・・・掃除しているおばさんに聞いた。
すると先生は2時に来るから出直しといで、とのこと。
 
ベッドに潜り込み休んで後、2時に行った。おっさんが事務をしていた。
事情を言ったら、okといって診察室へという。
診察室にはいると、さっきのおっさんが先生の椅子に座っていた。
「あれ、ドクター?」
「さよう、しからばどうしたの?」
後はいつも通り、世界の話をしつつ頭が壊れてないか調べてもらった。
 
「ok、脳震盪もないし、冷やして、軟膏塗って、痛み止めなんかの薬処方する」
とテキパキ処理してくれる。
「前をよく見て歩こうね」と先生。
受付に出ると、うら若い理知的なおばさんが座ってる。
「受付さんですね」
「いえ、ドクターよ」
「すると、夫婦で?」
「そうです」とにっこり。
 
市役所に出す海外医療費請求請求書類や領収明細を書いてもらい、
最後にかっこいいサインをしたためてくれた。慣れている。
 
 

       こんなのに記入を依頼
宿に帰って、軟膏を塗ったところヒリヒリ痛み出したのですぐに洗い流した。
洗うのにこするから痛い痛い
三種類ほどの大きな錠剤をくれたので、軟膏と一緒に受付にあげた。
又ぶつかる人が出るだろうからね。
 
小学校の頃にしょっちゅう額にこぶを作っていたが、
久しぶりに大きく痛いたんこぶが出来た。3週間してようやく収まる。

    

         プールで泳ぐ元気もなし
 
 
そして、痒い皮膚病になった。きっと疲れで免疫がなかったのだ。
大きな病院に行ったら、最初に五倍ほどの保証金を収納、
皮膚科に誘導された。
先生は賢いたぬき顔で、英語とベトナム語と関西弁で診察を終えた。
 
日本での愉快な主治医の先生と同じ診断
「真菌症と脂漏性皮膚炎」だって。
ウイルスと縁切っても、次は真菌と仲良しにならねばね。
 
経理に行けと言われたので行くと
4/5を返してくれた。初めての経験。
 
これからけがと病気防止を真剣に心がけよう。