近頃、マルコよりずーっと若い人の訃報が入り続ける。
うんざりして、「神さん、順繰りにしておくれやす!」
と呪う。
古い知り合いからも長いお悔み連絡メールが来た。
マルコの前世ともいえる大昔の人。
六十過ぎで闘病で亡くなったとか。
文面には事細かに事情が書かれている。
いいのかいなぁ?こんな一家庭の内情を皆に
CC送信して・・・・
まったく噂話と一緒だった。歌にも
「噂を信じちゃいけないよ♪」ってあるやん
あちこちにへんてこな伝わりで騒動を起こすだろうな
その矢先、どうやらもめ事があったようだ。
「そっとしておいてあげて下さいますか」と
お願い修正メールが来た。 深山の山彦だよ アンタはん
当然だ、吾父上の平安往生の時も同じような目にあった。
身も心も悲嘆と疲労が重なる折に、押しつけ善意が
やたらときた。 心のこもらぬ言葉や、あの不気味な色の花や
供えの山を誰が喜ぶのか・・・自己満足だけの極み。
父が言っていた「皆で楽しゅう祝ってくれ」を知りもせず
悪魔はかわいいが、だれが呼んだか善魔は救われようがない。
振り返るとマルコも害毒よかれを繰り返し、冷や汗津波だが、
ほんのり、お祈りするがよろしい。
それにね
老醜をさらしつつボケるより、天涯孤独より
惜しまれて、早く死んだ方が楽しゅうて
これまたよろしい
女は美を望むなら 特に
天界の鳥に会える 迦陵頻伽 板絵屋 右
∞
3:20 なぜ、苦しむ者に光が与えられず、悩み苦しむ者を生かしておかれるのだろうか
3:21 死を待ち望んでも、死は来ない。地に隠された宝にも勝って、死を探し求めているのに
3:22 彼らは墓を見出すことさえできれば、歓声をあげて喜び、踊って楽しむのだろう
3:23 ゆくべき道が隠されている者の前を、神はなお柵でふさがれている
3:24 実に、私には食物の代わりに嘆きが来て、私のうめき声は水のようにあふれ出る。
3:26 私には安らぎもなく、休みもなく、いこいもなく、心はかき乱されわなないている
聖書ヨブ記
【地獄は善い意図や願いで満ちている】
Marcoもここに行く