千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

縄文の平和と滅亡調査-3 <しじま(無言)の森>

羅臼からウトロへバスで行く 。

 

羅臼岳の頂上は霧がかかり、天まで届くかのごとし
カバノキ白樺の木、 下には笹が生い茂り道一つない。

崖は切り立ち、谷は深い。

 

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アイヌの人たちは、知床は山と海と空に神が宿るという。
小さな人間が立ち入ることを拒絶するとも伝わる。

 

その通り
美しく舗装された自動車道がなければ、恐ろしくて入り込むことはない。

 

遠くを眺めると、はるか海の彼方に国後島が見える。
大きな島だ。

 

あたたかなバスの中は、心細くマルコが一人いるだけだった。

 

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      晴れるとこのよう  どのサイトからか忘れました 優しい構図