羅臼からウトロへバスで行く 。
羅臼岳の頂上は霧がかかり、天まで届くかのごとし
カバノキ白樺の木、 下には笹が生い茂り道一つない。
崖は切り立ち、谷は深い。
アイヌの人たちは、知床は山と海と空に神が宿るという。
小さな人間が立ち入ることを拒絶するとも伝わる。
その通り
美しく舗装された自動車道がなければ、恐ろしくて入り込むことはない。
遠くを眺めると、はるか海の彼方に国後島が見える。
大きな島だ。
あたたかなバスの中は、心細くマルコが一人いるだけだった。
晴れるとこのよう どのサイトからか忘れました 優しい構図