千 年 の み ち

“渡り鳥” が描く今と未来               たちばなマルコ

縄文の平和と滅亡調査-26 <英勇-いでよ英勇たち>


あらゆることで縄文の考えを引き継いでいたアイヌ
富の蓄積で絶大な権力を持ち出した弥生人たちに押されてきた中、
様々な試行錯誤と融和の工夫がされた。

 

基本的に武器を他に求めるしかなかったアイヌ
衰退せざるを得なかった。

 

 

マルコの疑問は、そうした狡猾でしたたかな新勢力に対抗できず、
多くの富を奪われた縄文の名残を持ったアイヌの人民が
なぜ雄々しく立ち向かわなかったのか?
遺伝子的にもなんら普通人と変わらなかった人々が
征服され衰退したのか知りたかった。

 

 

調べてゆくと、アイヌは弱者ではなかった。

ただ生まれたときから融和的な社会・自然環境に馴染んでいたので、
商売の狡猾な策略やだましへの抵抗力が少なかった。
また武力の差が歴然とあった。


結果、騙され、富や生活の大地を奪われ続けた。

一方、アイヌは大昔他国へ傭兵として大活躍したし、
英雄もたくさん出ていた。
つまるところ、アメリカインディアンたちと同じであった。


しばらく、こうした英雄たちの短編話を記す。

 

それは千年構想で仲間たちが富を得ても、詐欺師たちや貪欲者達に
志金や富を奪われることがないようにするためだ。

 

 

独断で、五人の例を採り上げてみる

1.シャクシャイン    対日本国    悲劇
2.ウイリアム・ウオレス     対イングランド国    悲劇+遺志が継がれ成果
3.北条時宗                      対元帝国               成果+日本文化創造と武士道へ
4.ファ・ムーラン(花木蘭)    対外敵(突厥)       成果+孝道
5.范蠡                        対呉国など           大正解

 

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        小国・弱国・弱町・弱者から本物の英勇が